一層、気をつけたいこと
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LHCのブラックホール実験を苦にしてインドで少女が自殺したという話を
昨日海外のサイトでみつけたけれど、疑心暗鬼で載せなかった。
でもコメントもいただいたことだしちょっと書いておきます。
まずこの情報自体が本当かどうかわからないこと、
そして扱いが異常に大きい。
この扱いの大きさの背後には何かあるんじゃないかと。
このニュースはCERN側にとっては有利な材料になるでしょう。
これがきっかけになってネット発言規制になるとも限らない。
実際そういったことが起き始めている。
10日の実験開始日にも書いたけれど
10日に衝突実験が行われるわけではなくあくまでも開始日。
粒子を衝突させるのはもっと先。
このもっと先はいつかわからない。
本当に危険なのはこの”いつかわからないある日”
多分事前には知らされないのではないでしょうか。
個人的には粒子の衝突をあきらめてくれればいいのにと思う。
こういったものはエスカレートしていくからね。
なのにいかにも
10日に衝突実験が行われて地球が消滅してしまうような
一部の報道やネット情報。
面白おかしく書いているのもみたことがある。
背後に何があるのか。
そして黙示録的なものを待ち望む人の心。
自分の人生が上手くいかないからといって
地球が滅亡すればいいと思う人もいるでしょう。
いろんな人間のこころを映し出しているように感じる。
これも以前書いたけれど
ブラックホール実験で地球が消滅するようなことはないと思う。
だからむやみに恐怖を煽るような情報、
地球が消滅するというような情報は一切紹介してこなかった。
だけど、だけど、影響は多大だと思う。
地球に人間にあらゆるところに深く大きく小さく影響を与えると思ってる。
ちょっとした虫刺されで命を落とすこともあるでしょう。
だからこの三ヶ月以上しつこく書いてきた。
私が一番心配するのは微細な部分への大きな影響。
そして、衝突実験が失敗して事故が起きないともいえないし、
この実験以外にも色んな実験をやるのは眼に見えている。
何度も書くけれど
ヨーロッパ中の電気をCERNだけで消費してること、
衝突で一兆度のエネルギーが発生するかも知れないこと、
これが地球内部で起きることを考えるとトンでもないことだと思う。
人間の体で置き換えてみるとわかりやすいかな。
からだとこころは間違いなくおかしくなるでしょうね。
CERNのホームページにも10日のファーストビームとあります。
衝突ではありません。運転開始です。
「First beam in the LHC」
http://press.web.cern.ch/press/PressReleases/Releases2008/PR08.08E.html
実験当日なぜかみれなくなった
CERN、LHCに反対するブログ(英語)
http://www.notepad.ch/blogs/
ここにも同じことが書いてある。
”センセーショナリズム”と題して
一部の無責任なジャーナリストを批判している。
妙な噂を流すのは止めましょう。
私も一層気をつけて書いていきたいと思います。
嘘の情報に振り回されている人達をみて喜んでるのは誰なんでしょうね。
すぐ下にTIMESの記事が紹介してあって
『Peter Higgs launches attack against Nobel rival Stephen Hawking』
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/science/article4727894.ece
「ヒッグスボソン(神の粒子)はみつからないよ、
みつからないほうが面白い。それに100ドル賭けるよ」
と言ったステファン・ホーキング氏にヒッグスボソン(ヒッグス粒子)の名前になった
ピーター・ヒッグス氏が攻撃を開始したとの記事が載っている。
二人はノーベル賞を競うライバル。
要はこの実験で誰か得する、功績を得る人間がいるのは間違いない。
似たような日本語の記事を見つけた。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2515286/3313292
人は何を待ち望んでいるのだろう。
by mayufuru
| 2008-09-12 16:08