ミュータントメッセージ その2
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ものごとについてどう感じるか、
それがもっとも重要だと彼らは信じている。
その時、感じたことは体のひとつひとつの細胞、
人格を形成する意識、永遠なる魂に記録される。
飢えた人に食べものを、
渇いた人に水を与える大切さを説く宗教もあるが、
この部族の人々は食べものや水は与えられるものであり、
だれに与えられるかは問題ではないという。
大切なのは相手を思いやって与える感情なのだ。
枯れそうな植物や瀕死の動物に水を与えたり励ましたりするのは、
渇いた人や飢えた人を見つけるのと同様に
生命とその創造主についての知識を深めてくれる。
人はこの地球から一種の通信簿を手にして去って行く。
そこには刻一刻と感情をいかにとらえていったか記されている。
人間の永遠を満たす、その目に見えない感情こそが、
すぐれた人、劣った人の差をつくるのだ。
行動は、心の奥の感情と意図が表に出るときの回路にすぎない。
by mayufuru
| 2006-05-23 16:43