感動的なニュース
|
クジラの排泄物は鉄分豊富、南極海の海水の1000万倍 藻の栄養源に
『オーストラリア環境省南極部の研究チームは、気候変動との闘いのなかで意外な要素を発見した。クジラの排泄物だ。クジラの排泄物の大部分は餌のオキアミからできたものだが、海洋植物にとって優れた肥料であることが分かったという。科学者のスティーブ・ニコル氏は「オキアミは鉄分を豊富に含んでいる。クジラが排泄すると鉄分が海に還り、海水中の栄養分が増えて新たな食物連鎖が始まる」と説明する。この研究はクジラの数が増えると海中の植物が増え、その結果として海洋の二酸化炭素吸収量が増えることを示唆している。鉄分は藻などの海洋植物にとって不可欠の栄養素だが、南極海ではその濃度は低い。オーストラリアの南極気候・生態系共同研究センターの海洋化学者、アンドリュー・ボウイ氏によると世界の海洋の3分の1は鉄分の濃度が低い。クジラは1日に数トンのオキアミを食べ、おなかで赤褐色の液状にして海に戻している。ボウイ氏によると、科学者たちはクジラの排泄物が鉄分を含むことには確信を持っていたが、南極海の海水の約1000万倍というその高い濃度には驚いたという。』
*やっぱり、クジラは凄いな。
いま海は鉄分が不足しているそうだけど、クジラが貢献していたなんて。
結果的に二酸化炭素吸収量も増えて良い事づくめ。
地球の守り神みたいだ。
『サファリパークでの調査を行ったチームを率いた、英スターリング大学のジェームズ・アンダーソン氏は、「われわれ人間と他の種との境界は、これまで考えられてきたように明確に区別できるものでは決してないということを、科学が証明した」と述べた上で、「死の意識は、そうした心理的現象の1つだ」と語った。アンダーソン氏によると、「チンパンジーが死んだ、もしくは死にかけている仲間への対応」についての観察結果も考慮すると、チンパンジーがもつ死の意識は恐らく、通常考えられているよりもより高度なものであることを示しているという。・・・』
*昨日のアメーバにも似た内容。
チンパンジーほどではないけれど、他の動物だって死を意識してると私は思ってます。
『ヒトの体内で、少量ではあるが一定量のモルヒネが自然に生成されるという最新の研究が発表された。マウスやヒトの尿からモルヒネの痕跡が見つかることが度々あったが、これが体内で自然に生成されたものか、摂取したものが原因なのかは、これまでわかっていなかった。研究の共著者で、アメリカのミズーリ州セントルイスにあるドナルドダンフォース植物科学センターで植物由来の薬剤を研究するマインハルト・ツェンク氏によると、マウスの体内でこの“脅威の鎮痛剤”が生成され、ヒトなど他の哺乳類の体内にもモルヒネを作るための同様な“化学の設計図”があることが最新の研究で示されたという。・・・』
*体内でモルヒネを生成することを私は知っていたけれど、勘違い?
モルヒネに限らず、身体に必要なものは本来全て備わっていると思う。
by mayufuru
| 2010-04-27 19:19