「無題その72」
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さきたまのみたま
今宵かぐわしき花のイノチ
つきてつきぬ今宵の月
月に見え隠れし
底上げのとき
時々に隠れし
花のイノチ
花が咲くならば
月も咲かせよ
月はつきてつきならず
今宵、遊びの時間
学びのとき
月に学べし花のイノチ
月はつきてつきならず
ハカラレルナ
まあるいお月さま
どこみてござる
天の天の底上げよ
天天天の底上げよ
ひとつ私にくださいな
まあるいお月さま
どうか私を召しませ
月の神さまに召しませ
花をひとつくださいな
どうか私にくださいな
生まれてこの方ひとつもならず
すめるかすまわぬか
どうか縄をほどいてくださいな
月と月のたわごと、戯れよ
月と亀がすべって
おてんとさまに額づいて
そこから立ち上げてござる
千回も立ち上げてござるぞ
うれしうれしこの世の花に
仕上げてみせるぞ月の花
花から花へいざゆかん
月を隠してはならぬぞ
月の底上げならぬぞ
月の行くようにしてあげなされ
ハカラレルナ
良い子じゃ、良い子じゃ
2009/10/09 (金) 18:42
*「まあるいお月さま」から以降の言葉はわらべ歌のような感じでした。
まだ続きそうでしたが途中で中止しました。
by mayufuru
| 2009-10-09 20:23