閉じ込められた神が動きだした? その15 (太子町)
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昨日の記事で
『小学生2人が水死した久慈川の東側にある大子町「男体山」。
大子町は太子町に似ているね』
と書いたでしょ。
幅約30メートル、高さ10メートル以上の土砂が崩れ、2人が生き埋めという事故が発生。
この大子町つながりは何だろう?
しかもまた二人。
そして一連の記事の「石」、「採石場」。
マヨ博士風だと謎の石工集団。
昨日の茨城県久慈郡大子町の神社検索をしていなかったのでまずこちらから
茨城県久慈郡大子町の神社は46社
日月神社
花室神社
近津神社 が4社
諏訪神社が5社
熊野神社が3社
十二所神社が5社
八がつく神社が3社
五がつく五霊神社が1社
二がつく二荒神社が1
龍がつく八龍神社、八竜神社 が2社
その他 、真弓神社 、王子神社、
変わった名前の大生瀬神社、
忍者さんつながりの名前の神社もあった
やたら数字が多いね。
日月神社
一連の記事に関係する日月が出てきて驚き。
花室神社
コノハナサクヤヒメの花、室は御諸神社の室でお酒を想起。
四つもある「近津神社」って何だろう?
樹齢1300年の御神木「鉾杉」がある「近津神社」
近津神社 (下野宮)
近津神社 (上野宮)
祭神は面足尊、惶根尊、級長津彦命の三神
面足尊(オモダルノミコト)とは、不足の無い神、満ち足りた神
惶根尊(カシコネノミコト)は、台地が完全に固まったことを表わす神
級長津彦命(シナガツヒコノミコト)は、暴風の災害を防ぐ風神
有名な樹齢1300年の神木「鉾杉」の名前の由来は
源義家が奥州平定に赴く際、鉾をこの杉に立掛けて武運長久と戦勝を祈願したからだとか。
八溝山から流れる八溝川の下流に位置し、「近津三社」とも「稲村三社」とも呼ばれ、
当時この地は陸奥に属しており、常陸の式内社とは考えにくいとある。
久慈川の流れに沿って位置する、
棚倉町馬場の都々古別神社(上宮、鳳凰に桐紋)、
棚倉町八槻の都々古別神社(中宮、丸に二つ引紋)、
近津神社(下野宮、三つ巴)を総称して、
「近津三社」と呼ぶ場合もあるとか。
どうやらここが重要神社かな?
十二所神社
十二所神社(じゅうにしょじんじゃ)は日本全国に存在しその多くは
熊野三山の神を勧請したもので明治の神仏分離までは「十二所権現社」などと呼ばれていた。
兵庫県姫路市にある十二所神社神社は
医薬の神様で末社に播州皿屋敷のお菊を祀ったお菊神社がある。
ということで、大子町には熊野系が8社あるということになる。
諏訪神社が5社って何?
八は有名だからパス。
次に五霊神社(ごりょうじんじゃ)
神奈川県逗子にある五霊神社がヒット、また神奈川だ。
五霊神社創建の年代は明らかではなく源義朝が勧請したものだとか、また頼朝。
今回の関東(神奈川)行きからつながっている。
同じ呼び名の
御霊神社も日本各地に存在し、その祭神・性格は様々で、
御霊信仰に基づきある人物の御霊・怨霊を鎮めるために創建されたもの、
5柱の神(五霊)を祀る(祀っていた)もの、祖神・先祖の霊を「御霊」として祀るものなどがある。
う~ん、やっぱり祟りを鎮めるんだ。
二は昨日の日光二荒山神社でパス
日月神社はあちこちにあったけれど気になったのがこれ。
日月寺って何?
旧日月寺(岩根沢三山神社)
岩根沢社務所(旧日月寺)
日月寺の創建は嘉慶元年(1387)に出羽三山の修験者の拠点の1つとして開基、
明治以後、月山出羽湯殿山三山神社と改称
修験道だ、マヨさんの仕事だ。
Wikで出羽三山をみると何だ一体これはの世界
私には手が負えないからパス
岡山県に日月水火神社、所沢市にも日月(じつげつ)神社がある。
この「日月神社」のそばにも「日月星山天羽院放光寺」があったそうで
日月と仏教?
もしかして日月は元々は仏教?
ますます怪しいな、日月。
もしかして「日光」と「日月」と関係ある?
日月って徳川?
そんなことないか。。。
土砂崩れがあった「太子町」で緯度経度を検索すると兵庫県が出てくる。
「太子町」は元は兵庫?
太子町(兵庫県)
緯度 34度49分51.81秒(34.83106)
経度 134度35分2.24秒(134.583957)
兵庫県揖保郡太子町内の神社は、32社
こちらが今回の太子町の経度緯度
大阪府南河内郡太子町春日
緯度 34度31分10.93秒(34.519704)
経度 135度38分45.92秒(135.646089)
太陽の道ライン。
大阪府南河内郡太子町内の神社は、3社
春日神社が1
科長神社が2
何でこんなに少ないんだろう?
太子町は仏教のイメージが強いから納得かな。
春日神(かすがのかみ)
春日神を祀る神社は春日神社などの社名になっていて
日本全国に約1000社ある。有名な春日大社は奈良公園にある。
春日神は仏教っぽいね。
科長神社
若者達が舟形だんじりや神輿を担ぎ、練り歩く勇壮な祭りがあり、
境内では三番叟や八社太鼓がにぎやかに奉納される。
風の神・級長津彦命(しながつひこのみこと)など8柱を祀るために八社大明神とも呼ばれる。
創建は不詳で、かつては二上山上に鎮座し、二上権現と称していた。
神功皇后誕生の地という伝承もある。
境内社として二上神社・恵比須神社・琴平神社・稲荷神社がある。
一帯はかつて蘇我倉山田石川麻呂の本貫地で、社頭には小野妹子の墳墓があり、
近くには孝徳天皇陵・推古天皇陵がある。
近津神社の風神、級長津彦命だよ!
近津神社と科長神社、大子町と太子町が風神でつながった!
大阪府のだんじりに「古市まつり」もあるんだね。
最後に真弓神社
ここにも風神と源義家の戦勝祈願と杉。
真弓神社(真弓山)は昨日ちらっと書いた神社。
この神社、どうやら有名らしくて真弓神社で検索するとたくさん出てくる。
常陸太田にある採石場側から登るのが一般的だそうでここでもまた石。
風神山から真弓山(真弓神社)へのコースもあるそう。
『爺杉のある真弓神社は807年に坂上田村麻呂の北征の際に八所権現を祀ったのが
始まりで、その後も源義家が戦勝を祈願するなど武門の崇敬社として知られる古社で、
境内には竈殿神社・琴平神社・阿夫利神社・厳島神社・稲荷神社・八幡神社・秋葉神社・
天満宮・大杉神社が祭られている。』とある。
真弓神社に源を発する弁天川というのがあってこれでもわたしつながり。
前回からますます仏教の臭いがプンプンしてきました。
しかも神道と仏教の権力争い。
まずアニミズムの封じ込めから入ったんだろうね。
男体山とか女体山とか、仏教の言葉に思えます。
*戦勝祈願を赤字にした理由のもう一つは
ニギハヤヒは武門の神だということを忍者さんに教わったばかりだからです。
もちろん、武道と戦いに勝つことは違いますけどね。
メモ代わりです。
by mayufuru
| 2009-08-21 16:48