嫌味なニュースの見出しの背後はなあに?
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2008年の食物暴動の写真
Arab states in 'neo-colonial' food grab
http://www.upi.com/Energy_Resources/2009/07/16/Arab-states-in-neo-colonial-food-grab/UPI-16181247773541/
2008年の世界的な食糧危機以来サウジアラビアを筆頭にする
湾岸諸国による土地購入が始まり、クウェートの会社(第三セクター?)も
食糧安全保障のためにそれに参加する準備をしている。
そのKuwait China Investment Co.(クウェート中国投資会社?)によると、
アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、東ヨーロッパの農地を取得している
他の湾岸諸国の政府や企業とは違い、我々は、純粋なビジネスとしての
投資を望んでいる、代価を支払えば誰にでも生産物を売りますよ、と。
「アジアが世界の穀倉地帯になるのを支援するための適切なセクターです。」と
アフマドアルハマド(KCICの常務)は今週言った。
しかし、ジャックディウフ(国連食糧農業機関会長)は、
世界の貧困国の広大な農地を買い取る裕福な食物輸入国の性急な行動は
”新植民地主義者を生み出す”、農業システムの危険を冒すと警告。
土地が石油や鉱物資源より重要だと思われない時代が長く続いたけれど
しかし、現在、平均して1年前から二倍になっった食料品価格で、
水資源がある肥沃な土地は、戦略兵器になった。
限られた耕地しかない中東と北アフリカの国々は食物の大部分を輸入にたよっている
その輸入の費用は2006年の160億ドルから2007年に200億ドルに膨張した。
農地を海外で得れば食料品価格を20%~25%下げることができると試算している。
少なくなる水資源、増える人口、耕地がほとんどない湾岸諸国と他のアラブ国に
長期の食糧安全保障を確実にするための行動だと言う。
しかしその買収されている農地の国の多くは充分に食べることができていない。
まだ始まったばかりだがほとんどの人間が知らないうちに資源の争奪戦が始まっている。
以上。
訳が間違ってないなら、ざっとこんなふうに書いてありました。
これを事実だとしても納得できない大きなことがある。
いわゆる白人が農地を買い占めている事実はどうなっているの?
白人の買占めはそれより以前から行われているのは間違いない。
過激なタイトルでこんな書き方だとまたアラブだけが悪者になる。
やはりアラブ(イスラム)と中国は彼らにとっては邪魔な存在、敵なんでしょう。
中国はイスラム信仰も多いし、いざとなったらイスラム社会と中国が手を結ぶのかな。
by mayufuru
| 2009-07-20 16:08