「世界が立ち上がる」
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去年いっぱい泣いて、
子供のように泣いて泣いて、本当によく泣いた。
涙って、泣くことって、凄いと思った。
そんなある日、
泣くことは世界が立ち上がることだと直感し、詩を書いた。
それはNへのメールにもちらっと書いたよね。
泣きながら他にもいくつか詩を書いた。
つい最近、
末裔さんから涙に関するコメントがあったとき
すぐ思い出したのがこの詩。
今日はこの詩をアップしてみます。
詩は作品なので、できたら真似しないでね。
これも一昨日、立ち寄ったカフェにあった植木鉢の植物
「世界が立ち上がる」
泣きなさい
泣きたい時は
思いっきり泣きなさい
空が果てるまで
大地が尽きるまで
泣きなさい
泣きながら考えなさい
ほんの少し考えなさい
あなたの指と
誰かの指が
つながって
離れて
またつながって
離れて
泣きながら
得たことは
泣きながら
経たものは
もう戻れない
泣くと言うことはね
未だ見たことがないものが
立ち上がることなんだよ
神が立ち上がることなんだよ
原初の宇宙の始まりなんだよ
だから
宇宙は涙でいっぱいなんだ
2008/10/21 (火) ふるいちまゆみ
by mayufuru
| 2009-04-01 16:50