HYDEに似た少年
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夜中に和歌山で震度4の地震
わたしの頭のてっぺんのふくらみは少し小さくなった。
このところずっと感じている大きな地震はまだ消えない。
最近プレゼントされたHYDEの新譜を聴きながら
これを書いてるんだけど、
この人の歌って、魂の叫びのよう。
そして悲しい。涙が出てくる。
HYDEの顔を見ると思い出すことがある。
ずいぶん前だけど、
信州に住んでいた時に「アミ」で出会ったHYDE似の少年。
持ち込みOKの玄米定食「ジャズ喫茶アミ」
ジャズ喫茶と言ってもいわゆるジャズ喫茶とは様子は全く違う。
床に座り、クッションが置かれ、緩やかな時間が流れていた独特の空間。
オーナーはシャイで素朴で優しい人だった。
そんなある夜、
一階から二階に通じる階段で見知らぬ少年から話しかけられ
階段に座ったまま長い間話をした。
「音楽やるために明日から東京に行くんだ」
眼がきらきら輝いていた。
一度しか会ってないのに印象が強くて今でも時々思い出す。
アミはその後火事で消失してしまい、
オーナーとは何度か会ったけど今頃どうしてるんだろう。
優しすぎる人だったから。
あのアミが今存在していたら、
さぞかしもてはやされていただろう。
by mayufuru
| 2006-05-15 14:20