断片化
|
断片化のことを誤解している人がきっといると思うので、
ボームの言葉を紹介しておきます。(断片と全体より)
ボーム「分割不可能な一つのものを分割しようとする試みは、必然的に、異なったものの同一視をもたらす。断片化は、本質的に差異と同一性(あるいは一体性)の問題をめぐる混乱である。」
男女の関係もまずこうやって考えればいいんじゃないでしょうか。
私は使ったことはありませんが
今では普通に聞かれる”男女平等”という意味が未だによくわかりません。
男と女は違うのに、学校でどうやって男女平等を教えているのでしょう。
皆さんは男女平等の言葉をどういう意味で使われているのでしょうか。
平等の言葉って胡散臭いと思いませんか。
平らで等しいって、味気ない言葉に感じます。
頭がそろった生垣や芝生が浮かびます。
あと機械生産的な印象がしますね。
ボームは名詞より動詞が大切だといってます。
全体運動が大切なんだから、だから動詞なんだろうなって思いました。
名詞って事物だから、全体運動から抽象化されたものでしょ。
事物は全体運動に消えていくものだから、だから動詞が大切なんだと思います。
まだ先を読んでいないけれど、たぶん間違っていないと思う。
これについてはこれから読むので、またいつか書きますね。
それで、
「つながっているこころ」のタイトルは
なかなか面白いんじゃないかなと、おもわず微笑んでしまった。
注:全体運動が分かり難い人は川の流れで考えるといいでしょうね。
ボームはよく川の流れと渦で説明しています。
by mayufuru
| 2010-05-26 21:59