つながっている粒子。
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バックミンスター・フラーと共同研究されていたという
梶川泰司さんの名前を知ったのは去年10月の終わり頃。
それより少し前に友人が梶川さんと知り合いになったようで
その友人からのメールで知った。
その後、12月にあることがあって
梶川さんをブログで紹介しようとしたら
そのきっかけが消えてしまった。
友人経由で梶川さんからブログ紹介の承諾までもらいながら
オオカミ少年状態。
私は幾何学が全然わからない。
というか、興味がなかった。
だけどこれは幾何学に触れる機会かも知れないなと思って
梶川さんのHPを読もうと思って開いてもみても前に進まない。
忙しいのと、一番はネットで読むのが好きじゃないので頭に入らない。
やっぱり紙の本が好き。
一番は作品をみたい。
ということで
幾何学も梶川さんもフラーも知らないけれど
いきなり紹介することにしましょう。
その前にちょっと普通の科学のお話。
ご存知のように”宇宙は粒子で満ちあふれている”といわれています。
粒子は無から現れ、情報を集め、それを環境に広め、
また無の中に消えていく。
これが宇宙のあらゆる領域で起きているといわれている。
私たちが目にする風景は太陽からの光(光子)の情報。
木々や草花の色や形や大きさを知ることができるのは
光子が運ぶ情報を受け取っているから。
暗闇では空気分子の情報で木の葉の揺れる音を聴くことができる。
真空でも絶対零度でもこれは行われている、と言われている。
粒子は絶えずモノにぶつかり
自分が出会った物体についての情報を集め
その情報を環境に広め
真空の中に姿を消す。
これを真空のゆらぎと言います。
この話を覚えておいてね。
粒子って人間みたいだね。
さて
友人が教えてくれた梶川さんのブログ「犬のしっぽ ブログ」
結構みています。
こちらは高校生向けのインタビュー番組の梶川泰司さん
『#210 世界を探査するモバイラーはノウホワイ(know why)と対話する。』
松岡正剛の千夜千冊『宇宙船地球号操縦マニュアル』に
バックミンスター・フラーと梶川泰司さんのことが書かれています。
これ読むとフラーの様子が映像化されて、フラーにとても興味が出てきた。
こういうタイプの人って好きだな。
こちらが梶川泰司さんの「シナジェティクス研究所」
トップページの四面体・三角錐の動きが面白くて、
これで頭を飛ばしてみた。
四つの頂点を自分に置き換えてみたら
頂点が画面の前面に出てくるときは
まるで私が船の舳先から海に身を乗り出しているよう。
(*15年ほど前に夢で体験。)
それはまるで世界に出現するみたいに。
そして上に書いた科学のお話の
無から現れてまた無に帰る粒子によおく似ている。
これで考えると、粒子は一個ずつばらばらではなく
実はこの四面体のようにある一部分なのかも知れない。
動画でみると、ほら!
粒子がパッと出てパッと消えていくようにみえるでしょ。
ボームが言いたかったのはある意味こういうことだったのかな?
このアイデア、自分ではかなり気に入ってます。
*夢では南極の海を船がものすごいスピードで走り、
海面すれすれの高さで、時々波の衝撃で海に放り出されそうになるほど。
海に落ちないようにと背後から誰かが私を支えてくれていた。
氷河かと思うと塩の塊の島で、そこでは男の人たちが塩を砕いていた。
彼らも海も光輝いていて非常に美しかった。
追伸
NORTH FACE のテントの写真があったけれど
梶川さんのデザインなのかな?
数年前に書いた短い詩が今日の記事にぴったりかも。
遠慮がちな意識は 転がって遊ぶ
by mayufuru
| 2010-03-23 21:58