一つの時代、世界が崩れ落ちるようなイタリアの地震
|
地震の死者は150人に、250人以上不明か
負傷者は1500人、家を失った被災者は7万人以上
中世の町並みの幾つかは破壊され平らになった。
多くのルネッサンス時代とバロック建築が破壊された。
26の都市と町が被害を受けた。
3,000~10,000の家が損害を受けたとみられる。
揺れは30秒続き、玉石は山の斜面から落ち道をふさいだ。
ローマ市内にある3世紀の遺跡「カラカラ浴場」も損傷を受けた様子。
今回の地震は数週前にイタリアの科学者によって予測されていたと
BBCニュースにある。(英語)
http://news.bbc.co.uk/2/low/europe/7985958.stm
地震予知をした科学者の詳しい情報が国内でみつかった。
この学者の予測を受け入れていたら犠牲者は出なかったかも知れないのに。
■<イタリア地震>現地学者「来る」予知 市が自粛求める
http://www.excite.co.jp/News/world/20090407/20090407E30.054.html
『イタリア中部で6日未明に起きた地震について、地震発生前、現地の地震学者が「大地震が来る」と当局に上申していたことがわかった。学者は自家用車のスピーカーで住民に避難を呼びかけたが、「パニックを広げる」と市に自粛を求められていた。
この学者は震源地のラクイラ在住の元国家原子力研究所職員、ジャンパオロ・ジュリアーニ氏。レプブリカ紙によると、同氏は地下の岩盤から放出されるラドンガスの量で地震を予測する仮説を提唱している。それに基づき、同氏は今年2月、ラクイラ市に「住民の避難」を呼びかけていた。しかし市は騒乱を引き起こすと、警告を続けるジュリアーノ氏のホームページを閉じるよう命じていた。・・・』
引用終わり。
ja7hoqさんが毎回、ラドンも検証されていて、
それで気になってラドンを以前取り上げたことがある
空からみたラクイラ城
震源地近くのラクイラは教皇ケレスティヌス5世が戴冠し葬られた場所。、
そして壁が多くあり、古くからローマの防衛の要所だったよう。
ローマ時代からの一つの時代、世界が崩れ落ちるような
シンボリックな印象がする地震。
この地震をこれからの世界の予兆としてみる人は多いと思うけれど
でもそれに固執しないで、自分で考えることが大切。
私だったら、
この地が意味するものが崩壊した、崩壊し始めると解釈するよりも
壁が壊れたほうを選ぶかな。
やっぱり天邪鬼だね。
ほら、壁って色んな意味があるでしょ。
自分の中にある壁、他者との間にある壁、
すご~く高い壁を作ってる人、塗り固めている人、壁を作るのが好きな人、
そういった壁を真っ先に連想した。
そういう意味では
個としての世界が崩れ落ちるのかも知れないね。
ただね、最近、深さ10キロが異常に多いし、
ここのところ変な感じもあるし
この地震が自然なものじゃないとしたらね。
どう考えよう。。。
CERNからイタリアへのニュートリノ打ち込み実験もしているしね。
前の記事ではこう書いているよ。
■CERNはGran Sassoへのニュートリノビームにスイッチを入れる
「CERNは、新しいニュートリノビームのスイッチを入れた。そのビームは地下 を 通っ てローマの近くの約730km離れたところにあるINFN Gran Sasso研究所 を目指して いた」
ローマに近いし
ね、ちょっと気にならない?
またニュートリノだよ。
やっぱり深さ10キロはニュートリノと関係あるんじゃないかな。
by mayufuru
| 2009-04-07 11:22